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2012年5月21日 (月)

21世紀臨調の事務局長にお会いしました

18日金曜日は、東京・永田町で知事連携のグループの一つである21世紀臨調の知事・市町村長連合会議の事務局長を務めていた、日本生産性本部の前田さんとお会いしました。

 

1時間あまりの面談では、2003年1月の三重県四日市市でマニフェストを大々的に打ち出したシンポジウムや、2005年2月の全国知事会議で裏方をしていらしたと聞き、今更ながらの初対面であることが分かりました。

 

知事連携については、民間臨調の政治改革をめぐる動きから、地方分権の流れも出てきたし、マニフェストに着目するという方向性も、改革派知事と学者の方の思いが偶然の一致で勢いを増したということを教えてもらいました。

 

細川政権が誕生した時期のことまで話題が豊富な中身に圧倒されながら、そういえば、自分が社会と積極的にかかわるようになったのも、細川政権が生まれる前年に始まったYOSAKOIソーランまつりだったなあと連想していました。

 

また、改革派知事の結集の軸として、三重県で知事をしていた北川正恭さんの存在感の大きさ、国会議員時代からのつながりが知事連携に生きていたことも感じました。

 

高知に帰って資料を探してみると、21世紀臨調の文書のなかのあちこちに、前田さんのお名前を見つかります。

 

こうした、時代を動かず鍵になっている方とお会いできるのも、改革派知事の記録探索の奥深さだと思う一日でした。

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2012年5月12日 (土)

大阪市長の首長連携で情報提供を受ける

改革派知事連携の記録の参考に、橋下・大阪市長の首長連携はどうなっているかと大阪市役所に情報公開請求をしました。

 

公開制度等担当の方からは、「今回の請求をきっかけに市長が属する団体の一覧を作成したので、その情報提供ということにしたいですが、いかがでしょうか」と聞かれたので、その対応でお願いをしていたところ、郵送で大阪市の都市制度改革室で作った文書が届きました。

 

市長会等一覧というリストのある1枚の紙です。

 

政策本位の首長連携としては、今年4月20日に発足した「道州制知事・指定都市市長連合」のほかは、平成21年に加入した「平和市長会議」があるだけです。

 

あとは、加入年度順に全国市長会、大阪府市長会、近畿市長会、大阪市隣接都市協議会、指定都市市長会とリストにはあります。

 

いずれも、政策本位というよりも地域の課題や類似都市の集まりに参加している形です。

 

報道では、橋下市長が大阪都構想やエネルギー問題などで、首長のみなさんと協議をする場面を見ることがありますが、任意団体を立ち上げて首長連携をはかる手法で参加を呼びかけるような動きは、この資料からは見えてきません。

 

東京都や愛知県などと一緒に大都市問題を考える自治体連合のようなものはなさそうです。

 

その意味では、岡山県知事の誘いに乗って共同代表を務めるようになったという印象ですが、道州制知事・指定都市市長連合を組織として作ったということは、大阪市の橋下市長の動きを見ていくうえで、もっと注目されて良いことのように思いました。

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2012年5月 7日 (月)

道州制推進知事・指定都市市長連合の公開請求をしました

420日に設立があった、道州制推進知事・指定都市市長連合について、呼びかけ人である岡山県あてに、公文書公開請求をしました。

 

岡山県の石井知事は改革派と呼ばれた知事連携のなかで、地域からIT戦略を考える会でも主導的役割を果たした方です。

 

今回は地域主権型の道州制を目指すということで、新しいグループを立ち上げたという報道がありました。

 

改革派知事の記録を集めているうちに、今の知事連携はどうなっているのかなあと思ってもいましたので、ちょうど良い機会だと考えました。

 

共同代表である大阪の橋下市長を巻き込むのも狙いの一つなのか、知事だけでなく、政令指定都市の市長も参加をお願いしたのは特色です。

 

過去の知事連携のなかにも、市町村長あるいは首長連携と称することで幅を広げた者はありましたが、指定都市と絞っての形は初めて聞きました。

 

もちろん、岡山県庁のホームページからも一定の情報提供があるのですが、より具体的に知りたいと希望しました。

 

これで、岡山県に情報公開請求をするのは3度目ですが、今回も良い資料にあたれることを願っています。

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2012年5月 5日 (土)

都立中央図書館で雑誌記事を複写

連休前に訪ねた東京の広尾駅近くにある都立中央図書館で、改革派知事連携に関する雑誌記事を複写しました。

 

20年前の大学卒業論文のときにも利用した懐かしい図書館です。

 

あらかじめ、論文検索で調べておいたネットでの情報をプリントアウトしたうえで書庫にある雑誌を請求して、必要な箇所を複写していきます。

 

高知県立図書館では所蔵していないマイナーな雑誌も、たいていはありました。

 

改革派知事の記録集めとしては、すでに知っている話しか、雑誌記事からは拾えないことが多いのですが、知事連携の地方分権研究会の活動で分かる新しい知見もありました。

 

また、昨年の時点で共産党の雑誌・前衛で21世紀臨調批判があって、それに対抗するような時期に朝日ジャーナルで21世紀臨調からの寄稿があることも分かりました。

 

図書館は複写実費をのぞいて、無料でいろんなことを調査できるので、ありがたいものです。

 

20ぐらいの雑誌記事を複写して、その日は高知行きの飛行機に乗るべく、羽田空港に都立中央図書館から向かいました。

 

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2012年5月 3日 (木)

地方分権で生活を変える自治体連合を聞く

東京の四谷駅近くのスローライフ・ジャパン研究所の看板がある事務所で、「地方分権で生活を変える自治体連合」のコーディネートをしていた地域活性化研究所の川島正英さんとお会いしてきました。

 

古い話をよく調べているねえ、と近所で買ってきたタイ焼きと緑茶で歓迎をしてくださいます。

 

朝日新聞の元記者である川島さんは、地方分権に関心が深いジャーナリストとして、岐阜県・梶原、兵庫県・貝原の両知事らと一緒に、知事連携の会を立ち上げたといいます。

 

地方分権で生活を変える自治体連合は、96年から4年間の活動ですが、後の改革派知事連携の時代を切り開く役割も果たしたように思えます。

 

「地方分権の風」という報告書を毎年出していました。地方分権読本という解説書も出版していました。

 

ホームページは時代に先駆けてありましたが、ファックス通信でニュースを送っていたというのは、90年代後半らしい感じです。

 

当時は機関委任事務をなくした地方分権一括法ができる時期なのですが、そもそも地方分権とは何なのか実感が湧きにくいところを、各地でのシンポジウムやセミナーを開催して理解を広げていく狙いがあったそうです。

 

「地方分権で生活を変える自治体連合」という、やや長い名称は、岐阜県の梶原知事の即興のアイデアだとうかがいました。

 

スローライフ・ジャパンの活動は、岩手県知事をしていた増田さんとも一緒にやっているそうで、そこにも改革派知事との関係を感じました。

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2012年5月 2日 (水)

増田寛也・前岩手県知事にインタビューで訪問

野村総研で顧問をしている元総務大臣の増田寛也さんにインタビューをしてきました。

日本アカデメイアの会合があったという後に、1時間ぐらいいただきました。

95年から12年間、岩手県で知事をされた増田さんとは、984月に三重県での地域から変わる日本推進会議のあとで初めての名刺交換をしました。

高知県庁で僕が橋本知事の秘書をしている当時は、木質バイオマスの活用や環境政策での知事連携といったテーマを見つけては岩手県庁の知事室を訪ねていました。

また、増田さんが総務大臣をされている間には、高知での大臣対話のイベントで声をかけていただき、東京の総務大臣室で地デジ対策の意見交換をするという機会もちょうだいしました。

おかげで、高知県を含む地方の辺地共聴のデジタル化対策が進んだように思います。

飾らない率直なお人柄で、できることとできないことを区別して丁寧にお話されるようすは変わらないものでした。

90年代後半の改革派と呼ばれた知事連携について、新進党を背景に当選した少数派の知事の集まりだったと述べていたのは、増田さんらしい着眼点だと思います。

2007年春に岩手県知事を退任されたあとは、岩手県の外郭団体で仕事をしたり、知事連携の会に残るということもなく、総務大臣を引き受けるまでは、淡々と過ごしていたことも聞きました。

一方で、東日本大震災の被災地となった地域の出身ということで発信を続け、地元のつながりを大事にしているということも野村総研にいる友人から教えてもらいました。

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