高知大学で勉強会のはしご
12月13日の土曜日は、高知大学朝倉キャンパスで勉強会のはしごをしました。
最初の勉強会はこうち山の日推進シンポジウム「森から見る限界集落」です。
限界集落ということばを20年ほど前に誕生させた大野晃高知大学名誉教授のお話から入ります。午後1時半からの開始です。
65歳以上の人口に占める割合が50%をこえる集落を、高齢化が進み社会的共同生活の維持が困難な状態であることから、限界集落と名づけた時代から、ついには高齢化率が50%をこえる限界自治体まで現れる時代になってきた流れを、改めて認識しました。
会場は100名以上の参加者がいて、動員されたような方が少ない雰囲気です。
続いて、NPO法人土佐の森救援隊の中嶋事務局長からは、副業的に自らの山で施業を行う自伐林家を育てることで、小規模林業から山村は再生するのではないかという実践からの提案がありました。
その次は、橋本前知事もパネリストとして壇上に立つ討論まで聞きたかったのですが、ここで同じ朝倉キャンパス内で開催のもうひとつの勉強会が始まる時刻が近づいて、席を移動します。
この日で6回目の「人と地域の勉強会」では、講師に中土佐町の黒潮本陣で統括マネージャーをつとめる隅田深雪さんを囲みます。
愛媛県松野町にある「森の国ホテル」での10年間の営業経験をまじえて、地域に密着する宿泊施設で勤務するうえでの悩みや喜びを知ることができました。
松野町目黒地区という高知県境で暮らした隅田さんは他郷から移住してしばらくたったあと、地域の畦道に灯篭を並べるイベントをきっかけに、より深く地域に入って活動できるようになったことを、分かりやすく語っていただきました。
中土佐町には4月から勤務するようになったとのことで、今後の活躍が期待されます。
こちらの勉強会では、参加者が10名ほどのこじんまりとしたようすなので、僕からも質疑を活発に参加しました。
実は僕と同じように高知の課題に向き合う勉強会のはしごをした方が、まだ数名はいて、この好奇心(?)が高知のよさだと改めて思います。
加えて、そのはしごの間には、古くなった衣類のリサイクルを呼びかけている高知大の学生グループを訪ねる知人にもお会いして、その活動のようすをお聞きすると、こちらもこちらで僕がやっている現場と接点がありそうで、収穫の多い一日でした。
いつも、こんな週末ばかりではありませんが、たのしいはしごのひとときでしたので、ブログに書きたくなりました。
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