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2008年8月30日 (土)

大学の同級生が中国の公害をテーマに新書を出版

東京大学で親しかった友人が、中国の公害をテーマにしたソフトバンク新書「中国汚染「公害大陸」の環境報告」を出版しました。

著者の相川泰くんとは大学1年生のときに中国語を第2外国語で選んだクラスで仲良くなった間柄ですが、その当時から彼は中国と環境に関心をもっていました。

専門課程に進学してからも、互いに目黒区駒場にキャンパスがある教養学部に通っていたことで、国際関係論と文化人類学で専門は違いましたが交際が続きます。

特に、教養学部の「朝鮮語中級」の授業では、僕と相川くんだけが聴講している状態だったので、ハングルと漢字がまじった新聞を読むという課題に、二人で順番に取り組みました。

授業をうけているのが二人しかいないので、へたに休むと一人きりで先生に向き合うことになるため、語学のできはともかくとして、授業だけはきちんと通った記憶が鮮明です。

また、卒業前後には東京にある彼の実家と高知にある僕の実家を互いに訪問しあう、僕が津市議の選挙に挑戦するときは泊り込みで応援にきてくれる、北京に彼が留学したときは僕が中国に遊びに行くといったつきあいが、しばらくはできていました。

100キロをこえるような体格の彼なので、三重県では「くまちゃん」と呼ばれながら、事務所で寝起きしながら選挙公約づくりを一緒にやってくれました。感謝しています。

僕が高知県で特別職知事秘書に就任し、相川くんも鳥取環境大学で教員になってからは、ゆっくり泊りがけで会うことはないのですが、高知県から中国に環境をテーマに交流している団体はないだろうかと問い合わせがあったり、僕が鳥取県に片山知事がらみの用事で出向いたときは現地で合流するようなことはありました。

そして、長年の研究テーマにしていた中国の環境問題への学者としての取り組み、環境NGOでの活動が評価されるようになって、共同執筆した「環境共同体としての日中韓」(集英社新書)のあと、今回の単独出版になりました。

中国での公害・環境問題という政治的に紛争にもなりやすい難しい課題に対して、大学の研究者の立場で、また、中国と日本の環境関連団体をつなぐという役割で向き合ってきた彼らしく、現状と背景を分析しながら解決への動きを紹介・提案している内容です。

取材してきた写真がふんだんに出てくる、経験にもとづく語りがある、現場を知る学者らしい一冊でした。

水や大気にまつわるような中国の公害を指摘しながら、これらは近年出てきたものばかりではなく、従来から被害のあったものが、さまざまな地域住民らの活動のなかで表に出てきたものだという解釈が成り立つ場合も結構あるのではないかとの議論も展開しています。

鳥取環境大学に赴任するまでの苦労を思うと、長年がんばってきたことが一般向けの出版という結果につながったことを友人として喜びながら、本を読みました。

その彼に三重県で選挙応援してもらったときの期待に、今の自分が充分にこたえきれているかと自問自答すれば、もっとがんばらないといけないなあと思いつつ、また、ゆっくり語り合う機会をもちたいと願っています。

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2008年8月13日 (水)

高知県東京事務所で、なぶら会に出席

730日夜は、東京の内幸町にある高知県事務所で開かれた、高知出身の中央省庁の職員と県職員の勉強会である「なぶら会」に出席しました。

ちょうど、高知から東京に出ていたときでしたので、旧知の東京事務所職員の方から声をかけていただいての参加です。

なぶら会は、昨年3月に最初の勉強会があって、この日までに6回開かれています。

第一回目の講師は、当時、内閣府にいた尾崎・現高知県知事で、発起人の一人にも名前を連ねています。

橋本前知事も在職時には出席したという記録がありました。

今回の勉強会では、国土交通省から外郭団体に出向している県出身の方が、春まで赴任していた福島県で感じたことなどをお話いただいたほか、弁護士の資格をもつ方からは20代から40代までの在京メンバーで新しく会を始めようという構想を聞きました。

それぞれに、自分が経験してきたことを、どう故郷にいかすことができるのか、いろいろと考えていることがよく分かります。

講師のお話に続いては、県職員からふるさと納税のPRがあって、その後に1500円会費の事務所での懇談会です。

高知県庁から東京の官庁や民間企業に派遣されている方々も集まって、わいわいとやりましたし、ゲストで来ている僕などもごあいさつをさせてもらいました。

東京事務所の人数も増えて、高知からの情報発信やネットワークの再構築が必要なときに、有意義な会になればと期待しています。

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